› 大津市の行政書士 こうたん日記 › 2012年02月13日

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年02月13日

キャバ嬢に学んでみては・・・顧客情報

あなたご訪問に感謝です!
やはり筋肉痛で体中がちょっとエライことになってる
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。

でも、思ったよりマシでした^^


さて、いきなりなんというタイトルだ!って感じですけど。

実はこれ、お客様の情報をいかに効果的に聞き出すかのテクニック。

ITツールが充実した現在においても、お客様の情報、
つまり顧客リストをしっかり整備しているところは
特に小規模会社や小さなお店ではまだ少ないかと。

今日、たまたまある本を読んでして、人気のあるキャバ嬢は、
お客様からいろいろ個人情報を聞いてくるというくだりがありました。

ここでいう個人情報とは、名前、住所、連絡先等といった、
ありきたりのものだけではありません。

そのお客様の属性、性格、好み、その他もろもろです。

そしてそれらをしっかり管理して、次の来店に結び付けます。


実は、僕も水商売のときにやってました。

もっとも当時は携帯などなく、ポケベルでしたけど。

さらに、宝石セールスのときはなおさらでした。

購入されたお客様の名前、住所、連絡先、購入日、
購入金額、誕生日などは当たり前です。

テレアポだったので、購入される前、もっといえば、
アポにつながる前段階で、以下のようなことも聞き出してました。

車の有無、ローンの有無、彼氏の有無、職業、年齢、血液型、
趣味、休日の過ごし方、うれしいこと、最近の悩み、性格、
遊びに行くスポット、好きな男性像、似てる芸能人(テレアポなので)・・・

書き出せばきりがないくらい^^

そして、いつ電話したのかの履歴も。
(このコンタクト履歴も重要)

もちろん、直球的にまして尋問的に聞き出すわけではありません。

会話の流れの中で、聞いていくんですね。

しかも、できる限り情報を得ようと、会話に工夫もしました。


で、それらを自分の手書きの顧客リストに転記して、
アポの際にはその情報と相手の話をもとに
セールスにつなげていったんです。

これで、アポの取れたお客様の成約率は、平均単価が
70万前後にもかかわらず、約7割だったわけです。

もちろん、お客様はOLさんや派遣社員さんをはじめとする
一般の方々です。

この顧客(見込み客)リストがなければ、行き当たりばったり、
もしくはあいまいな記憶をたどった非効率なものになっていたかと。


その時の手書きの顧客リストは今でも持ってます。

知的資産経営のご支援で訪問させてもらった際に、
顧客リストの「中身」の一例としてお見せすることもあります。


ある意味、これをITで機械的にやっているのがAmazonですよね。

そこまでではないにしろ、小さなお店や会社でも、
工夫をすればできるはずです。

時代やツールは変われど、人間相手には変わりありません。

法人だって担当者も人間です。

人間の深層心理はそうは変わらないですしね。

極端に言えば、昔のやり方を今風にアレンジすればいいだけです。


お客様を良く知ることで、「売る」ではなく、
「売れる」ようになりますね。


とはいいつつも、来店型のお店では、なかなか
お客の情報を得るのが難しいと言われます。。。

業態や商品・サービスにもよりますが、
それでも、工夫次第でできる場合も多いです。

勿論、対法人でも、先方の悩みや考えていることは何なんか、
それらを効果的に聞き出し、顧客リストにして社内で共有する。

これも知的資産経営の現場での話では、単にいろいろ
ヒヤリングするだけでなく、その会社・お店に応じた
提案もさせていただくこともあります。


ここでキャバ嬢に学んでみてはというタイトルに戻ります。

そういう視点で一度行ってみて、相手がどんな会話を
してくるのかを下心を抑えて視察してみると面白いですよ。

ただし、「入ったばっかりなんです~♡」な娘ではなく、
それなりの人気のキャバ嬢がいいかと。

そしてあえて、その言葉に乗ってみるのもいいかも。

いろいろ見えてきますよ。

このタイミングで電話してくるのかとか(笑)


明日は朝一で米原で、夕方は同友会の例会に出席です。

今日も読んで頂きありがとうござます!!