
2010年05月13日
日本でいちばん大切にしたい会社
あなたのご訪問に感謝です!
まだまだ早朝は暖房が欠かせない
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
今日は夕方から、滋賀県中小企業家同友会の
記念講演会に行っていました。
滋賀県の同友会自体の総会後の講演会なので、
人数もかなり多かったです。
で、その前に来賓の方のご挨拶。
トップバッターの方に驚きました。
先日、たまたまお近づきになって、しかも
講演会始まる前にもすれ違ってご挨拶した方。
滋賀県知事の「代理」でご挨拶です。
となりのエミリンさんと、
「自分らは普通に喋ってるけど、偉い人なんやなぁ(笑)」

さて、メインの講演会は、坂本光司先生。
タイトルにもある通り、
『日本でいちばん大切にしたい会社』の
著書でも有名な方です。
『日本でいちばん大切にしたい会社』
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
以下、メモ書きを記載します。(事例は省略)
業績のいい会社がモチベーションが高いのではない。
モチベーションの高い会社は業績がいい。
リーダーは「モチベーション」の高さを意識すること。
大企業と中小零細企業をあえて区別する必要はないけど、
大企業と中小零細企業は、生きる世界が違う。
だから、中小零細企業は大企業の世界で勝負しないこと。
100年に一度の不景気と言われるが、ホントにそうか?
現在、約280万社の営利法人がある中、
国税庁統計年鑑によると、約72%が赤字。
しかし、作れば売れた、仕入れれば売れた
あのバブル期はどうだったのか?
あのバブル期でも、約50%は赤字企業。
なので、外的要因のせいにするのではなく、
経営者自身が変わらないといけない。
既存企業が時代の変化に対応していかないといけない。
そして根幹の話。
企業経営とは?
5人に対する使命と責任を果たすための活動のこと
使命と責任とは、
永遠の幸せを実現・追求すること
5人とは、(優先順位順に)
1.社員とその家族
2.社外社員とその家族
3.顧客
4.地域住民
5.株主・関係者(一番どっちでもいい)
5.を優先するのではない。
誰かの犠牲の上に成り立つビジネスというのはダメ。
1.が1位だから、リストラとかするのではなく、
従業員と苦楽を共にする。
また、社員とは、雇用形態に関係なく、自社で働く人たち。
リストラする前に、自己資本比率を50%に高める。
2.の社外社員というのは、下請企業や外注先、
その他取引先のこと。
そうやって社員を大事にすれば、
顧客に対してもハートに響くビジネスができる。
この順番は、「サービスを超える瞬間」と同じだ。
今ある経営資源をモチベーションアップで、
より活用することができる。
というか、見えにくい経営資源が見えやすくなることで、
活用方法を見出すことができる。
(これは、知的資産経営に通じる!)
コストダウン要請に応えられない下請企業を
簡単に切ってしまうような企業もダメだが、
切られて例えば80%売上ダウンしてしまうような
下請企業も悪い。
なぜ、特定企業や特定商品に8~9割依存するのか。
自社商品の開発やリスク回避をしなかったのか。
価格競争で持っている商品は消える。
そしてそんな商品は大企業に任せておけばいい。
(ランチェスター戦略と同じだ)
そうではなく、価格競争にならない所で勝負すること。
つまり、価格以外の所で、顧客の幸せを追求する。
例として、「電化のヤマグチ」。
ちなみにここで、
「同友会の人は勉強熱心だから知っていると思うけど、
「電化のヤマグチ」を知っている人は手を挙げて。」と。
大多数の中で、僕を含めて7~8人だった^^;
(栢野さんを通じて知ってたんですけどね)
とまぁ、全部ではないけど、
エッセンス部分をご紹介しました。
僕の所感としては、
事業立ち上げからいきなりは無理だから、
まずは粗利を確保するために、戦略・戦術を駆使し、
自己資本比率を高めないと。
理念実現の前につぶれてしまうかと。
(もちろん、夢×戦略×感謝で!)
最初の超少人数から社員第一では経営が続かないから、
まずは利益確保をしていき、そのあとに、
5人に対する使命と責任を果たすための活動
をしていくという感じかなぁと。
今日も読んで頂きありがとうござます!!
まだまだ早朝は暖房が欠かせない
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
今日は夕方から、滋賀県中小企業家同友会の
記念講演会に行っていました。
滋賀県の同友会自体の総会後の講演会なので、
人数もかなり多かったです。
で、その前に来賓の方のご挨拶。
トップバッターの方に驚きました。
先日、たまたまお近づきになって、しかも
講演会始まる前にもすれ違ってご挨拶した方。
滋賀県知事の「代理」でご挨拶です。
となりのエミリンさんと、
「自分らは普通に喋ってるけど、偉い人なんやなぁ(笑)」
さて、メインの講演会は、坂本光司先生。
タイトルにもある通り、
『日本でいちばん大切にしたい会社』の
著書でも有名な方です。
『日本でいちばん大切にしたい会社』
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
以下、メモ書きを記載します。(事例は省略)
業績のいい会社がモチベーションが高いのではない。
モチベーションの高い会社は業績がいい。
リーダーは「モチベーション」の高さを意識すること。
大企業と中小零細企業をあえて区別する必要はないけど、
大企業と中小零細企業は、生きる世界が違う。
だから、中小零細企業は大企業の世界で勝負しないこと。
100年に一度の不景気と言われるが、ホントにそうか?
現在、約280万社の営利法人がある中、
国税庁統計年鑑によると、約72%が赤字。
しかし、作れば売れた、仕入れれば売れた
あのバブル期はどうだったのか?
あのバブル期でも、約50%は赤字企業。
なので、外的要因のせいにするのではなく、
経営者自身が変わらないといけない。
既存企業が時代の変化に対応していかないといけない。
そして根幹の話。
企業経営とは?
5人に対する使命と責任を果たすための活動のこと
使命と責任とは、
永遠の幸せを実現・追求すること
5人とは、(優先順位順に)
1.社員とその家族
2.社外社員とその家族
3.顧客
4.地域住民
5.株主・関係者(一番どっちでもいい)
5.を優先するのではない。
誰かの犠牲の上に成り立つビジネスというのはダメ。
1.が1位だから、リストラとかするのではなく、
従業員と苦楽を共にする。
また、社員とは、雇用形態に関係なく、自社で働く人たち。
リストラする前に、自己資本比率を50%に高める。
2.の社外社員というのは、下請企業や外注先、
その他取引先のこと。
そうやって社員を大事にすれば、
顧客に対してもハートに響くビジネスができる。
この順番は、「サービスを超える瞬間」と同じだ。
今ある経営資源をモチベーションアップで、
より活用することができる。
というか、見えにくい経営資源が見えやすくなることで、
活用方法を見出すことができる。
(これは、知的資産経営に通じる!)
コストダウン要請に応えられない下請企業を
簡単に切ってしまうような企業もダメだが、
切られて例えば80%売上ダウンしてしまうような
下請企業も悪い。
なぜ、特定企業や特定商品に8~9割依存するのか。
自社商品の開発やリスク回避をしなかったのか。
価格競争で持っている商品は消える。
そしてそんな商品は大企業に任せておけばいい。
(ランチェスター戦略と同じだ)
そうではなく、価格競争にならない所で勝負すること。
つまり、価格以外の所で、顧客の幸せを追求する。
例として、「電化のヤマグチ」。
ちなみにここで、
「同友会の人は勉強熱心だから知っていると思うけど、
「電化のヤマグチ」を知っている人は手を挙げて。」と。
大多数の中で、僕を含めて7~8人だった^^;
(栢野さんを通じて知ってたんですけどね)
とまぁ、全部ではないけど、
エッセンス部分をご紹介しました。
僕の所感としては、
事業立ち上げからいきなりは無理だから、
まずは粗利を確保するために、戦略・戦術を駆使し、
自己資本比率を高めないと。
理念実現の前につぶれてしまうかと。
(もちろん、夢×戦略×感謝で!)
最初の超少人数から社員第一では経営が続かないから、
まずは利益確保をしていき、そのあとに、
5人に対する使命と責任を果たすための活動
をしていくという感じかなぁと。
今日も読んで頂きありがとうござます!!