› 大津市の行政書士 こうたん日記 › 2011年04月13日

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2011年04月13日

知的資産経営、ドラッカー、ストーリーとしての競争戦略・・・

あなたのご訪問に感謝です!
なかなか1冊の本を読破出来ないでいる
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。

「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件」

500ページ以上あり、読みやすいものの
読みごたえのある本です。

さらに読むスピードを遅くしているのが、
既存の知識との置き換えなど、論理的整合性を
考慮しながら読んでいる点。

この「ストーリーとしての競争戦略」は、
その中身はまさに知的資産経営のことを
より論理的に説明しているともいえます。


競争優位の源泉は何か。

1つは戦略。

他社と違ったことをする。ポジショニング。

企業が取り巻く外的な要因に競争優位の源泉を求める。

そこで出てくるのが、「何をやり、何をやらないか」。
弱者の戦略で言えば、何を捨てるか。

ランチェスター経営(株)竹田ビジネスモデル8大要素でいうところの、
商品戦略、地域戦略、客層戦略で、どう絞るか。

ドラッカーのマネジメントでいえば、どこで
顧客の創造をするか。

そして、顧客からスタートするマーケティング。


もう1つは組織能力。

簡単にはまねできない経営資源(知的資産)をもつ。

ここで言う経営資源は、組織に定着しているルーティン。
つまり、その会社固有のやり方。

こちらは、企業の内的な要因に競争優位の源泉を求める。

竹田ビジネスモデルの8大要素でいえば、
営業戦略、顧客戦略、組織戦略、時間戦略。

ドラッカーのいうところの、富を生むべき資源の活用。

その中での企業独自のやり方になろうかと。


利益については、ドラッカーは企業存続の条件といい、
ストーリーとしての競争戦略では、長期にわたって持続可能な利益と定義し、
価値創造ストーリーの最終ゴールとしつつも、それに狙いを定めることで、
他のことも達成できると。


コンセプト、つまりその商品・サービスの本質的な顧客価値の定義を
決めるところから始めまると言っている。

分かりやすく言えば、「本当のところ誰に何を売るのか」という
問いに答えることから始まると言っている。

これなんかも、ドラッカーの言うところの、
事業は何か、顧客は誰か。


その他、同じことを言っていることが多く、
それらを本の中で僕なりにどのように言葉や意味を
置き換えて読んでいくかに時間がかかってます。。。


脳がかなり鍛えられますね^^


ちなみに今回が滋賀咲くブログで500回目の更新です^^

今日も読んで頂きありがとうござます!!