大津市の行政書士 こうたん日記

あなたのご訪問に感謝です！
日曜日も関係なくご相談をお受けしていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。


午後から予約のあった方とご面談。

内容は明かせませんが、最初お話を聞いていると、
内容証明の作成になるのかなと思ってました。


でも、じっくりお話を聞いていると。。。

書面を作成して法的に解決に向かうというよりは、
感情のもつれを解く方法の方がいいかと判断。

確かに弁護士と違い、代理人として交渉はできないけど、
法的な権利として何かを請求したりするのに、
仕事として、通知書など内容証明の作成はします。

そして内容証明を作成となれば、報酬も発生します。

だけど、内容証明を出したり、法的手段を講じることが、
お客さんにとって最善の方法かといえば、必ずしも
そうではないことが多いです。

それに、いきなり内容証明となると、場合によっては、
それこそケンカを売るという感じになりかねません。

もっとも、いきなりする方がいい場合もあります。
典型的な例としては、悪徳商法に対しての解約通知とか。

ただ一番いいのは、出来ることなら
穏便に解決するというもの。

そして、お客さんの一番望む形というか、
着地点がどこなのか。

そのために、じっくりお客さんの話を聞くことが大事です。

そうすると、トラブル解決のために法的手段ではなく、
相手とのコミュニケーションの仕方次第で、
問題なくいくケースだったりするわけで。

また、内容証明とかを出したり、法的措置をすることによって、
余計に相手の感情を刺激し、問題が長引くケースもあります。

お客さんが喜ぶ最善策は何か。

相談を受ける際には、例えば書類作成のために
職業的に単に法的な事実要件を聞いて進めてる
のも一つです。

でも、とりあえず相手にいっぱい喋ってもらって、
気持ちをスッキリして頂くと、自ずと見えてくることも
多々あります。

そこが、時間制限のある無料相談とは違う点ですね。
大袈裟に言えば、人生相談的な部分も含まれているのかも＾＾

そういう意味では、水商売時代や宝石の営業マン時代に
お客さんの話をいっぱい聴いてきたという経験が、
大いに役立っていると思います。

もっとも、話を聞いて総合的に判断して、
最初から弁護士にお願いする方がいい場合もあるので、
そんなときは、下手に関与せず弁護士をご紹介しますけど。


で今日は、内容証明とかの作成をする方向ではなく、
お金を掛けずに、こういう対処でどうですかとか、
そのために、こういう方法もありますよとか、
こういうやり方だと考えとかを整理しやすいですよ
とかをお伝えしました。


お帰りになられる際の笑顔がとても印象的で、
僕にとっては一番うれしかったことですね。


今日も読んで頂きありがとうござます！！