価値創造ストーリー作りで喜びの声

こうたん

2012年03月01日 23:19

あなたご訪問に感謝です!
今日は、会社設立関係の相談を2件受けていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。

昨日突然、行政書士会から連絡。

無料相談で設立関係の相談があるのでお願いしますと。

そして夕方からは、今朝電話のあった方が相談で来所。
こちらはご依頼頂けました。

で、その来所される前に、また別件で会社設立の依頼電話。

1日にこんなに連続するって珍しいです^^


さて、表題の件。

昨日はたにやんさんとともに、午前午後と2社の
知的資産経営の支援で、どちらも最終回だったんですね。

その午前のほうのM社のY社長。

今回は、知的資産経営報告書は公開もせず、というより、
報告書ではなく、ダイジェスト版って感じです。

重きを置かれたのは、今後の展開をどうしていくかを知るために
価値創造ストーリーを明確にして、方向性を定めるって感じです。


で、面白かったことでもあり、初めてだったことが一つ。

Y社長が「ストーリーとしての競争戦略」
1月に一読されていたんですね。

なので、僕らとのヒヤリングのやり取りや
理解というか、話の展開がめっちゃ早い。

クリティカルコアはこれで、、、
キラーパスは何になる・・・
コンセプトは・・・

「ストーリーとしての競争戦略」に出てくる専門用語で
お互いやり取りなんですね^^

そして、これまでのヒヤリングをもとに、
ホワイトボードに図式化しながら確認。

で、コンセプトは・・・という部分はどうなのか。

つまり、顧客にとっての自社の価値は何か、
顧客に提供する「コト」は何か。


M社が持っている良さを徹底的に引き出し、
それらがどうつながっているかを明らかにし、
その会社だからこそできることは何かを徹底追及。


そして今回出てきた内容や、今までの話を総括して
ある提案をしました。

ということは、一言でいえば「○○を通じて、☆☆を提供」かなと。

すると、Y社長は「それ!!」って感じに。


短期間の支援期間でしたが、ものすごく頭が整理されて、
今後の展開について、具体的にイメージできたとのことです。


Facebookにもこんなコメントが。

「また一段と視界がクリアになりました。ありがとうございました。」
と。


知的資産経営の支援は、報告書を作ることが目的ではありません。

勿論、報告書という形に落とし込んで、公開したり、
いろんなツールに活用したりします。

だけど、最近ご支援させて頂く企業、とりわけ口コミとかで、
先方こら当社もやりたいとおっしゃっていただく方は、
報告書自体はほとんど非公開を前提になってます。

なので、報告書そのものの体裁とか細かい点は、そっちのけ。

支援の過程をとても重視されています。

というのも、ある企業の支援の過程でその企業さんが
口コミしてくださるんですね。

これって、ほんと僕らとしても一番うれしいです。

取り組んでいることそのものや、僕らの支援過程方に
有効性を感じてくださってるわけですし。


今回は、M社の現状から価値創造ストーリーを明確にし
今後の事業の方向性を定めるという目的があったので、
ほぼ目的は達成できました。

また、別の意味で、沿革つくりということも大きかったです。

というのも、Y社長に対して、先代とともに作ってください
という宿題を最初に出していたんです。

これには、先代が「作りたかった!」と大喜び。

しかも子から親へそれを通じて、会社の歴史も伝わります。

そういう部分も大きかったですね。

その他、初回のヒヤリングで、取引先にM社と取引している
理由を聞いていただくという宿題もやってもらってんですが、
それも新たな発見になったり。


抽象的な書き方で、これ以上の具体的な内容は書けませんが、
お役にたてて本当に良かったです。


ちなみに、午後のほうは、公開版と非公開版に分けて
最終調整です。


さぁ、明日もヒヤリングに行ってきます。

今日も読んで頂きありがとうござます!!



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