第三者がヒヤリングすることの重要性

こうたん

2011年05月20日 23:54

あなたご訪問に感謝です!
今日は京都府八幡市に行っていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。


僕が好んで読んでいるメルマガの一つに
「1分で学ぶ!小さな会社やお店の集客・広告宣伝・販促」
というものがあります。

酒井とし夫さんという方が発行されているメルマガです。

その4日前のメルマガに「長所100個」という
タイトルの記事がありました。

コチラです↓
http://www.middleage.jp/mag2011/0516.html

その中の後半にこんな記事。
無理なことは長く続かないし、性格やその人の長所って
「せっかくその人に備わっているもの」だから、それを活かした方がいいですよね。

でも、案外、難しいのが
「自分は何が得意?」
「自分の長所は何?」
が分からないという事。

でもね、それは分からないんじゃなくて、今まで考えていなかっただけ。
自分で自分の良いところを100個書いてみよう。
自分の良いところを家族や友だちに教えてもらおう。

そして、それを素直に自分の中に受け入れよう。
すると自分が得意なこと、長所がだんだん分かってくる。

それを商売にしたいのであれば、あとは「どうやってその得意や長所を
活かせば人に喜んでもらえるか」を考えればいいだけのこと。



これは個人を例にとって説明されていますが、
会社にとっても同じことです。


確かに、個人より会社の方が長所や強みは出てきやすいかもしれません。

でも、「自分の良いところを家族や友だちに教えてもらおう。」
と言うのと同じで、第三者がきくことによって、
改めて認識・把握されることが多いのも事実です。


勿論、そのためには、聞き方というかヒヤリングの仕方、
導き方という質問力が重要になってきます。


知的資産経営の支援の現場では、まさに
この記事に書かれてることが当てはまります。

第三者の視点で、しかも門外漢と言う立場で、
経営者の方などに聴いていきます。

どれだけ情報を引き出すか、それが強みなのか、弱みなのか。

それらがどのように連鎖し、顧客に対して価値を与えているのか。

それを裏付けるためにも、「○○をしてください」という
宿題をお出しすることも。

ヒヤリングして、こちらで仮説を立て、その通りかどうか、
また抜けているものは何かなど、「なぜ」を繰り返しつつ、
新たな問いに対してお聴きする。


そして認識された強みや良さをさらに伸ばす。

答えは自分や自社がもってるものの、
自分だけ、社内だけでは出てこない発見がそこにはあります。

それを明確化したり、気付きを与えて今後の方策に
役立ててもらう。

そのためにはやはり第三者の存在が重要なんですね。


今日も外からは見えにくい独自の工夫やコアな部分を
いろいろと抽出し、本当の価値創造の連鎖の元となる
知恵(知的資産)が出てきました。


長所100個・・・


活かして高めて、より顧客に喜んでもらうために
ナビゲートする。

知的資産経営の支援の良さそのものも
目に見えにくいものです。

特に短期的にみれば。

でも確実にそんな役割もしているわけですね。



今日も読んで頂きありがとうござます!!


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