来来亭の成功秘話

こうたん

2010年07月24日 23:00


あなたのご訪問に感謝です!
知的財産管理技能検定3級に合格した
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。


一応、知的財産管理技能士です^^;



まぁそれはさておき、今日は午後から
来来亭の豆田社長の講演会へ。

主催は、(株)経営者の学校です。

実は僕は、無料招待枠だったんです^^

というのも、日頃懇意にしていただいているだけでなく
設立手続きをさせていただいたお客様でもあるんですね^^

ということで、案内係などのお手伝いもちょっとしました^^


でその講演会。

僕も懇意にして頂いていて、(株)経営者の学校の取締役でもある
社労士の糀谷さんがサブパネラーとなり、
豆田社長にいろいろ聞き出すパネルディスカッション形式。


その中で、なるほどと思ったこと少し触れます。


来来亭といえば、「のれん分け制度」などが代名詞です。

もちろん、そのことについても話されました。

しかし、他の講演会や本などは語られていない
本質の部分をご紹介します。


まず、商品・サービス。

こだわりを持って、作り手が満足する最高を目指さず、
お客に受け入れてもらいやすい90点を目指した点。

それでも合わないお客は無視。


新規開拓について。

ラーメンブームもあって、集客はしやすかったけど、
それでも、来てもらわないことにはダメなので、
まず1回来てもらえるよう、看板を目立たせた。

その際に、成功していた店をマネた。

成功しているところを徹底的にマネるのが一番。


そしてリピートをいかに作るか。

これは当時の従業員からヒント。
情熱を持ってアツく対応。

来来亭ならではの付加価値の付け方。

ただ、これが嫌な客は無視。

そして、しっかり粗利を得るようにした。



内装などの設備投資について。

初期投資を抑えるためにも、ここにはあまりお金を掛けず、
あえてキレイなオシャレなものにしなかった点。

内装で客を呼ばない。
つまり、それで来る客層はターゲットにしなかった。

確かに今でも、来来亭の店舗にオシャレ感はない。
でもそれが来やすくていい。


仕組み作りについて。

最初から仕組みを作ったのではなく、
安定してお客が来るようになってから構築。


商品のこだわり、営業のスタンス、顧客維持、
さらに軽装備など、まさにランチェスター的。


豆田社長曰く、「単なるラーメン屋のオヤジではダメ」と。


そして、売上が悪くても売上上げろというのではなく、
いい営業をしていたら、すぐに結果は出ないが、
3ヶ月後には結果が出るという考え。


そして、さらに「なるほど!」と思ったのが、
豆田社長自身が、当初、250万円もする
ナ○○○○・○○の経営教材を、60回払いで買って
勉強されたこと。

これで、絶対に元を取るという強い意志が強まったこと。

さらに、「わがままなくらい、そうなりたい」という
強い気持ちを持つ。

そして何より、あっちもこっちも手を出さず
1つのことを徹底的に「やり続ける」ということ。


豆田社長は運がよかったと言ってましたが、
じっくり聞いていると、成功の確率を上げる方法を
実践されてたと言うことですね。


栢野さんがよく言われる「経営の原理原則」が
やはりここにもあったのかなと。


今日も読んで頂きありがとうござます!!

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