会社設立を安く済まそうとすると…

こうたん

2017年05月10日 23:40

いつも見てくださって感謝です!
今の阪神は、点差が離れててももしやと思う
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。

たまたまこちらのサイトを見て思ったこと。
【初めてでも4時間半で会社設立(法人登記)できた】

まぁ、確かにそうですけど、、、

特に合同会社なら、定款認証も不要ですし、
株式会社より安くできますし、、、

しかし、そこに落とし穴が、、、!
 
安くあげるために合同会社を選んだ方、
合同会社に限らず会社・法人設立に際し、
特に定款を自分で作成された場合などは、
たいていは、最初にケチったせいで後に
色々と変更する必要が生じて後悔したり、
結局高くつくことも多いわけで。

実際、そんな後悔の声をよく耳にします。

先日もたまたまお会いした方からも、
「やっぱり依頼すればよかった!」と。

この方、定款変更して登記もしないと
いけない羽目になったそうです。

ネットに出回っている合同会社の雛型定款は
A4で1ページからせいぜい2ページ弱。

そこには「絶対的記載事項」のみという
設立に必要な最低限の記載しかありません。

先述のリンクの記事にある写真のものも
A4で1ページとかなり簡易すぎるもの。

でも、定款は会社・法人の憲法!

それゆえ注意が必要なんです。
 
特に、合同会社の定款の自由度が高いため、
なおさらです。

僕のHPでもそれに触れています↓
【合同会社の定款は要注意!雛型の定款に落とし穴!】

合同会社の場合、最初から株式会社に
しておけばよかったという例もあります。

目先の「コスト=ムダ」という意識だけで、
投資やリスクヘッジといった考えがなく、
設立に関して会社という「箱」ができれば
それでよくて、それならできるだけ安く!
できれば自分で!といった感じしょうか。

そこに、投資と考えることで得られる情報、
ネットワークも見えてないでしょうしね。

社労士さんなら、「労務の憲法」ともいえる
「就業規則」についてが同じ感覚かなと。

ある意味、安物買いの銭失いやなと。

会社は、作るのが目的じゃないですし。


明日は夕方から戦略社長塾。
現クールの初級編3回目でテーマは
「戦略と戦術」で、初級編のキモです。

今日も読んで頂きありがとうござます!!

お問合せはこちら⇒【問合せフォーム】

=================
私、中島巧次の著書

【ベイスターズファンの経営者が実践する「任せる経営」】
が平成28年1月23日に発刊!
Amazon↓や書店等で発売中!
http://goo.gl/B7VGve

内容の詳細等はコチラ↓の記事で。
http://goo.gl/TYKSzQ
是非お買い求めくださいませ♪
=================




関連記事